旅行記 東北 青森 花火 被災地 2011.07.31〜2011.08.28
今年の東北は、「長岡花火」を見てから巡る予定でしたが、直前の集中豪雨で計画していた道路は通行止め。
出発日を変更して、直接「山形」を目指す事にしました。
山形では、山形のIさんからお誘いの「酒田花火ショー」、昨年観て感動した「赤川花火大会」を観覧。
その後は、昨年、悪天候だった「竜飛岬」のリベンジ、青森の温泉巡り。
帰りは、2009年、2010年に訪れていて、今回の東日本大震災で被災を受けた地域をこの目で確認したく、計画をしました。
また、例年通っている「大曲の花火」については、参加方法の変更により、今年はパスすることにしました。
2011.8.1(月) 曇り・雨
蕎麦を食べに、刈田郡蔵王町の「おおみ」に行きました。
前回(2007年)訪れた時は、「手打ちそば」が売切れで、「自家製麺そば」の「ざる」を注文しました。美味しかった記憶があり、今回は早めに訪問して「手打ちそば」の「ざる」を注文しました。
しかし、どうも私の印象と違っていました。
「金山温泉 支倉旅館」に行ったら、「地震災害により当分休業します」の張り紙があって入浴できませんでした。
気を取り戻して山形市内の「百目鬼温泉」に行ったら、ここも月に一度の休業日で入れず、飯田温泉に入りました。
今日の車中泊は、道の駅 天童温泉になりました。
温泉の評価 | 内湯のみの温泉で、温度は熱かったです。 湯花があり、灰褐色の温泉でした。 |
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道の駅の評価 | ここは、近くに食事ができるところもあり、お気に入りの道の駅です。 車中泊も多い道の駅です。 |
2011.8.2(火) 曇り
「道の駅 むらやま」に行ったら、380円で朝定食をしていました。
時間も8時から10時までで、車中泊には嬉しいサービス。
次回は、利用したいと思いました。
昨年、月山の「弥陀ヶ原」をトレッキングするために「月山レストハウス」に向かう途中、眼下にきれいな景色が見え、「庄内映画村」の文字が見えたため、「庄内映画村」に行きました。
「庄内映画村」内に、昨年見たきれいな景色は無く、後からそれは「月山高原牧場」だった事がわかりました。「庄内映画村」の印象は、う〜ん。
温泉は、くしびき温泉 ゆ〜Townに入りました。
今日の車中泊は、道の駅 庄内みかわになりました。
温泉の評価 | 一階は薄茶色の温泉。二階はろ過していて無色でした。 田田のようなゆっくり出来る感じはしませんでした。 |
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道の駅の評価 | 庄内ではいつも利用する道の駅で、特に問題なし。 |
2011.8.6(土) 晴れ
今日は花火のため、朝一で、道の駅の「なのはな温泉 田田」に入りました。
Iさんと待ち合わせ場所の「最上川河川公園」駐車場に、 8:40 am に到着しました。
既に、10台ほどが止まっていました。
酒田でお昼を食べるのなら、酒田海鮮市場内の「海鮮どんや とびしま」がおすすめとのことで、行きました。11:17 am に到着して食べるまでに、50分ほど並びました。
昨日のニュースで、酒田港に今回の震災支援で活動していた自衛隊艦船が入港し、公開しているとのことで、酒田北港に行きました。
2:15 pm に、「最上川河川公園」に戻り、Iさんと合流し、酒田花火ショーを堪能しました。
本日の車中泊は、また、道の駅 庄内みかわに戻りました。
温泉の評価 | 相変わらず、いい温泉です。 |
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道の駅の評価 | 特に問題はありませんでした。 |
2011.8.7(日) 曇り・晴れ
先日、ゆっくり観れなかった「藩校致道館」、「致道博物館」に行きました。
お昼は、鶴岡市八ツ興屋の「風土」に行き、「そばきりと粗挽きそばの合盛り」をいただきました。
細い方の蕎麦については、私の中ではもう少々細くてもいいのではと感じましたが、とてもきれいな蕎麦で、美味しかったです。
こだわりも感じ、また食べたいと思いました。
鶴岡駅の駐車場に車を置いて、夜の飲食場所を探しに行きました。
温泉は「湯田川温泉 正面の湯」に行きました。
「道の駅 庄内みかわ」で、三ヶ月ぶりのI&Yさん、一年ぶりのNさん、そして、Iさんと合流しました。
その後は、タクシーに分乗して昼間調べておいた鶴岡駅前の「いろはにほへと」で祝杯、飲食会となりました。
泊まりは、道の駅 庄内みかわです。
温泉の評価 | 無色透明、無味無臭。温度は熱かったです。 とても風情がある温泉でした。 |
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道の駅の評価 | 問題なしです。 |
2011.8.8(月) 晴れ
本日の予定は、別行動となりました。
昨年は、出羽三山の一つ、羽黒山に行き、今年は、月山山頂にも行ったので、残りの湯殿山に行きました。
その後は、「湯殿山温泉 ゆどのやま」に行きました。
お昼は、昨日行った「風土」のご主人が修行をしたという、月山あさひ博物村の「大梵字」に行きました。
角が立っていて、とても美しい蕎麦でした。こちらも美味しかったです。
帰りは、「道の駅 庄内みかわ」の予定でしたが、昨日のメンバーが「赤川河川敷」にいるとのことで、そちらに向かい、本日の車中泊は、赤川河川敷になりました。
温泉の評価 | 源泉の温度は低く、加温。 鉄・塩化物泉。色は茶褐色。湯花あり。 加水をしており、温泉としては、魅力減少。 |
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道の駅の評価 |
2011.8.11(木) 曇り
朝6時過ぎには、市民による会場の清掃が行われていました。
また、6時半には、衛生車がトイレの清掃とトイレの閉鎖作業をしていました。
酒田の山居倉庫に行きました。
その後、本間家旧本邸に行きました。
お昼は、6日の花火の時に行った「酒田海鮮市場内」の「海鮮どんや とびしま」に行きました。
先日より30分ほど遅い 11:42 am 到着で、既に前回以上の人の多さ。
ここでの昼食をあきらめ、蕎麦を食べに、「なかむら」に行きました。
期待して行ったのですが、麺が太かったり、細かったりの不揃い、他では見かけない1cm ほどの屑のような麺も混ざっていて、とても残念な感じでした。
昨年行って良かった「にかほ市温泉保養センター はまなす」に、また行きました。
車中泊は、道の駅 象潟に行きました。
温泉の評価 | 相変わらず、すばらしい温泉。塩化物泉。1~3号泉があり。1号泉は、上がり湯。2号泉は外湯と内湯小。内湯大は3号泉。 |
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道の駅の評価 | 人気があり。車中泊は多い。 トイレは洋3、和2。 車中泊は問題なしでした。 |
2011.8.12(金) 晴れ
今年は、「大曲の花火」をパスするため、昨年お世話になった人に会いに、大曲経由のルートにしました。
お昼は、市街の「レストラン シマダ」に行きました。
昨年の「大曲の花火」でお世話になった、パティシエSさんのお店(レマン洋菓子店)にお寄りしました。
同じように、大曲でお世話になったTさんのお店(BIGGEST SAMURAI)に立ち寄りました。
本人は、仕事中で会えず、奥さんにお会いしました。
「協和温泉 からまつ山荘」に行ったら、今年の3月末で廃業とのことで、「協和温泉 四季の湯」に入りました。
車中泊は、道の駅 協和にしました。
温泉の評価 | 無色透明で無味無臭。外湯はなし。 銭湯のような温泉でした。 |
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道の駅の評価 | とても気持ちの良い道の駅。 朝の景色はすがすがしい。 トイレは、洋2、和1。 |
2011.8.13(土) 晴れ
「道の駅 あきた港」に行き、昨年同様に「児玉冷菓」さんの「ババヘラアイス」をいただきました。
「道の駅 しょうわ」の「レストラン 花の大地」でお昼をいただきました。
月替わりメニューで、「赤鶏と夏野菜のチキンカレー」でしたが、こだわりを感じ、とても美味しかったです。
また利用したいレストランです。
温泉は、「森岳温泉 丸富ホテル」に行きました。
車中泊は、道の駅 大館能代空港です。
温泉の評価 | 老舗ホテルのようですか、老朽化していてきれいではありませんでした。 無色の温泉。弱塩泉。 温度は熱い。 外湯は、虻が多かったです。 |
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道の駅の評価 | 車中泊は、先客一組と我が家のみでした。 先客の人たちは、普通に外で火を使って食事を作り、障害者用トイレで鍋食器を洗う。 朝は早くからラジオを流して食事をしていました。 深夜、ヤンキーの溜まり場のようになり、トラックが入れない、小さな道の駅は物騒な感じがしました。 |
2011.8.14(日) 晴れ
こさか七滝に行きました。
「青荷温泉」に行きました。
その後、「温湯温泉 飯塚旅館」に行きました。
車中泊は、道の駅 いなかだてです。
温泉の評価 | 「青荷温泉」 ランプの宿。風情満点。 宿舎の奥の外湯は、目の前に滝があって見事でしたが、当日は虻が多く、入っていられませんでした。 温泉は、無色透明。纏わりつくような温泉。 入り口近くの別棟の温泉は、ここも雰囲気良好。夏瀬温泉のようで、気持ちが良かったです。こちの湯はさらさらした感じでした。
「温湯温泉 飯塚旅館」 無色の温泉。重い感じの温泉でした。 旅館は風情満点ですが、きれいでなく、お風呂だけ直した感じでした。 |
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道の駅の評価 | 車中泊は、快適。50台以上泊まっていました。 トイレは、洋1、和2。 裏に蓮田があり、のんびり出来ました。 |
2011.8.15(月) 曇り・雨
今年も、田舎館村の「田んぼアート」を見に行きました。(8:7 am)
「弘前観光ボランティアガイド」の方に、案内をお願いして、弘前城を散策しました。
お城の歴史についていろいろ教えていただき、桜のトンネルは、桜が咲く頃にまた来てみたいと感じました。
その後は、「百沢温泉」に行きました。
車中泊は、道の駅 つるたです。
温泉の評価 | 茶黄色の温泉。鉄泉。湯船は、3つあり。 お湯がどぼどぼ出ている湯船は、茶黄色。その隣の湯船は、隣より濃い感じの色。3つめの小判型の湯は、灰色ぽい感じでした。 尋ねると、すべて一つの温泉とのことでした。 風情最高。 |
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道の駅の評価 | 車中泊は、問題なし。 トイレは、洋1、和1。 駐車場は広く、道路沿線で、安全。 岩木山が目の前に迫る道の駅でした。 |
2011.8.16(金) 曇り・雨
「道の駅 なみおか」の「アップルヒルふれあい交流館」で、かき氷をいただきました。
背中は「がんばろうにっぽん!」、胸元は、「いっしょに青森」のポロシャツが印象的で、写真を撮らせてもらいました。
お昼は、昨年も立ち寄った「道の駅 もりた」の「野のこ」でいただきました。
「出来島最終氷期埋没林」を見に行きました。
その後は、「ベンセ湿原」を歩きました。
「つがる地球村温泉 藤山邸」に行きました。
車中泊は、「道の駅 十三湖高原」の予定でしたが、寂しそうなので、道の駅 こどまりに移動しました。
温泉の評価 | 茶色の温泉。温度は熱かったです。 外湯は囲われていて、外が見えませんでした。 |
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道の駅の評価 | 昨年同様、今回も雨でひどい天気でした。 泊まりは、5~6台ほどいました。 トイレは、洋2のみ。 |
2011.8.19(金) 曇り
友人のYさんから、大間に行ったら「さつ丸」のSさんに「よろしく」とのことで、挨拶をしに行きました。トラックの横に、昨年は無かった建物が出来ていました。
Hさんからスイカ、麦茶をご馳走になり、Sさんからところ天、たこ寒干し焼きをいただきました。
ありがとうございました。
友人のYさんには、Sさんの写真が入った手ぬぐいがお土産になりました。
昨年、大間に来たときも気になっていた「工事車両マナーチェック中」の建物。
この道沿いでしか見た事がなかったため、何をしているのか訪ねると、原発建設をしており、その工事建設車両の通行状態を調べているとの事でした。
本日の宿泊予定地である「国設薬研野営場」に申込手続きをしに行きました。
一人分500円でした。
「奥薬研温泉 かっぱの湯」に入りました。
「薬研温泉 ホテルニュー薬研」に入りました。
車中泊は、国設薬研野営場です。
道の駅とは違い、一緒に泊まっている繋がりで会話が成り立ち、たのしい空間でした。
温泉の評価 | 「奥薬研温泉 かっぱの湯」 無色透明の温泉。お湯はまったりしている。 無料の温泉ですが、広くてきれいでした。
「薬研温泉 ホテルニュー薬研」 かっぱの湯よりさらりとした感じ。無色透明の温泉。 |
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道の駅の評価 | 料金は、一人一泊500円で、今回は1,000円。 当日は、虻が多かったです。 緑が多く、気持ちの良いキャンプ場でした。 京都ナンバーの埼玉のバイク、仙台ナンバーのスクーター、野田ナンバーの九州の夫婦、地元陸奥の男性、男3人、女1人のグループ、反対側の駐車場に2グループの、8グループほどが宿泊していました。 |
2011.8.23(火) 雨
本日から、被災地を自分の目で確認する旅になります。
「道の駅 のだ」から国道45号線を走り始めると、この状態でした。
道路の沿線、前方にガレキが高く積まれています。
お昼は、「道の駅 いわいずみ」の奥の「ふるさと薬膳 緑樹」でいただきました。
「道の駅 いわいずみ」を出て茂師海岸に近づくとこの状態です。
田老地区に入り、駐車場に車を止めたのですが、そこはコンビニがあった場所でした。
一部の防潮堤が崩壊、流されていました。
ここで、自転車旅の2人組に出会いました。
自転車をよく見ると、昨日「道の駅 くじ」で見かけた自転車で、声をかけると、京都の大学生たちでした。
日本一周の旅をしており、これから遠野のボランティアに参加するとの事でした。
ブログの名刺をいただきました。「旅人〜たびんちゅ〜 2011 Summer Project 日本一周の旅」
その後、2009年に訪れ、気持のよかった「道の駅 みやこ」に行きました。
トイレが無くなっていました。
信号が止まっているところが目立ちました。警察の方が交通整理をしているところもありました。
温泉は、「嶋田鉱泉 ニュー嶋田荘」に行きました。
夕飯調達で、「ジョイス山田店」を目指しましたが、やはり無くなっていました。
車中泊は、道の駅 やまだです。
温泉の評価 | 温泉に特徴なし。 温度は低く加温しているが、これが熱い。 43℃前後の湯船ともう一つは、それ以上の熱さでした。 |
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道の駅の評価 | 今回、被害があった山田地区ですが、ここは高台で通常に営業をしていました。 8台ほどが泊まっていました。 |
2011.8.24(水) 雨
陸中山田駅に行きました。
ホームしか残っていません。駅に隣接する建物の解体をしていました。
2010年5月の穏やかな山田駅と2011年8月の写真が貼ってありました。
駅前の火災にあったシンボルの木ですが、見上げると小さな緑の葉が出ていました。
山田郵便局では、3時23分で時計が止まっていました。
以前に行った「浦の浜漁港」まで行きました。
「シーサイトかろ」では、車が屋根の上に、「鯨と海の科学館」の近くでは、船が流されて来ていました。
ここも、船越湾がきれいで、車を止めた「浪板観光ホテル」の先の駐車場ですが、景色が変わっていました。ホテルも大きく被害を受けていました。
吉里吉里駅に行きました。
その近くに、次のように書かれた昭和8年3月3日の石碑が立っていました。
地震があったら津波の用心せよ 津波が来たら高い所へ逃げよ 危険地帯に住居をするな |
大槌町に入って来ました。今通ってきた橋は、欄干が倒れていました。
また、先に見える山田線は、線路が流されて橋脚しかありませんでした。
大槌町役場に行きました。
「道の駅 高田松原」に行きました。
ここも被害が大きかったです。
高田松原で唯一残った松です。左後方の三角屋根の建物は、上の「道の駅 高田松原」です。
南三陸町の防災対策庁舎に行きました。
夕方の番組に会わせて、TBSの中継車が来ていました。
車中泊は、道の駅 上品の郷です。
温泉は、ここの「ふたごの湯」に入りました。
温泉の評価 | お湯は、相変わらず気持ちが良い。 今回は、外国の人やボランティア、罹災証明等の入浴で混んでいました。 |
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道の駅の評価 | 泊まりも、ボランティアの人もいて、混んでいました。 車中泊は、問題ありませんでした。 |
2011.8.25(木) 曇り
野蒜駅に行きました、
駅舎が無くなっていると聞いていて心配して行きましたが、駅舎が残っていてホッとしました。
しかし、すぐ使える状態とはほど遠い状態でした。
2009年に訪れた、美しい奥松島に行きました。
きれいだった大浜海岸も一変していました。
NHKの取材スタッフに会い、ここでの死者は1名だったことを知りました。
また偶然、宮戸小学校の仮設住宅で避難生活しているお年寄りに会い、この海岸での出来事を伺う事が出来ました。
温泉は、「秋保温泉 秋保温泉共同浴場」に行きました。
車中泊は、道の駅 村田です。
温泉の評価 | 無色透明。無臭。 温泉の温度は、45℃で熱かったです。 |
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道の駅の評価 | 夜は意外と騒々しかったです。 泊まりは、20台以上。 道の駅を駐車場代わりにしている人が目立ちました。 特に建設業で、建設車両を道の駅に置いて、自分の車で帰宅。朝のその逆で、出勤の車で込み合う状態でした。 トイレは、洋1、和1。 |
まとめ
総日数 | 29日 |
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総走行距離 | 3,535.1km |
総費用 | 210,456円 |
(内訳・食費) | 113,958円 |
(内訳・交通費) | 45,619円 |
(内訳・温泉代) | 17,230円 |
(内訳・観光) | 13,530円 |
(内訳・その他) | 20,119円 |
感想
今年の「大曲の花火」はパスしましたが、「赤川花火大会」での知り合いとの再会、新たに「酒田花火ショー」が見れた事は、本当に嬉しい出来事でした。
青森の温泉については、いい温泉が多く、わずかに入湯数を増やしましたが、まだまだ日数が足らないと感じており、また行きたい場所です。
後半の被災地を確認する旅ですが、2009年、2010年に旅をした美しかった景色は、残っていませんでした。
美しい奥松島を旅した時、「奥松島縄文村歴史資料館」の「お休み処 ゲンちゃんハウス」で、ひと休みしました。その時に話をしたOさんは無事なのか。
また会社を調べると、野蒜駅そのもので、それもどうなっているのかが気になっていました。
今回、「奥松島縄文村歴史資料館」に行ってみると、「お休み処 ゲンちゃんハウス」は残っていてホッとしましたが、施設は休業状態で、今回の震災の「対策本部」、「市民センター」になっていました。
野蒜駅は、無くなっている話も聞いていて心配していましたが、駅舎は残っていました。しかし、中はめちゃくちゃでした。
テレビを見て知り、本で知り、ネットで知った被災地は、まだまだ支援が必要です。
南三陸町の借庁舎のまわりでは、ボランティアの人たちのテントがいっぱいでしたし、多くのボランティアが活動している事も随所で見かけました。
復興は着実に少しずつ進んでいます。
しかし、吉里吉里駅の近くの石碑にあったように、「危険地帯に住居をするな」を無視した、急いだ復興は控えなければならないとも感じます。
何回も同じ不幸に見舞われない努力が必要です。
野蒜駅舎の上に「またあの美しい野蒜をとりもどそう!!」と書かれていましたが、本当にそうなりたいと思いました。
今回もいろいろな方に出会えました。
出会った方々、ほんとうにありがとうございました。