2012年のTOP3アルバム(Top 3 Album of 2012)

2012年の春から「台湾の音楽」を聴き始めました。
 
そこで、短い期間ではありますが、2012年にリリースされたアルバムの中から、自分なりに素晴らしいと感じたアルバムを整理し、選ぶ事にしました。
 
アルバムの独創性、音楽の方向性が感じられるもの、ミュージシャンのメッセージ性、完成度の高さ、そして、私自身がワクワクしたものを基準に選考しました。
 
*アルバムの列びは発売日順とし、評価順位ではありません。


JS 聽見 

 

 
JSは、兄の陳忠義(Justin)と妹の陳綺萱(Sophia)の兄弟ユニットです。
 
選んだアルバムは、5月にリリースされた聽見です。
 
淡々と流れる独特のメロディーで、自然と彼らの世界に引き込まれて行きます。
アルバムは、どれも素敵な楽曲です。
 
アルバムを紹介する一曲としては、聽見にしました。
 

 
2013.05.23 動画を変更


Oli杭士琁 首張全創作專輯 

 

 
2012年 My Favarite CD」でも紹介しましたが、杭士琁のデビューアルバムです。
 
オリジナル曲で構成されたアルバムになっていて、どれも彼女らしい世界で溢れています。
 
カントリーソング的なもの、元気なものからじっくり聴かせる曲まで、どれも魅力的です。
お気に入りのアルバムになりました。
 
彼女を見ていると、この先どんな音楽を聴かせてくれるのか、今後の活躍も期待したいミュージシャンです。
 
この声も、とても魅力的です。
 
アルバムを紹介する一曲としては、愛與被愛にしました。
 


PiA樂團 真心話 

 

 
このアルバムも「2012年 My Favarite CD」で紹介しました。
 
PiA樂團は、ギター担当の吳蓓雅(Pia)とウクレレ担当の江松霖(小松)の二人組です。
 
2007年に、3人グループ「Layover」としてスタートし、その時は、まだ小松は入っていませんでした。
 
2008年に小松が加わり、メンバーの変遷があって現在の形になりました。
 
真心話は、それぞれが作った楽曲で構成されていて、独特の心地良い世界が展開していきます。
 
アルバムを聴いていると、なぜ若い二人が、こんな素敵なアルバムを作れたのかと、彼女たちの実力に感心してしまいます。
 
商業ベースでのセールスは難しい音楽ですが、明らかに私の中では、名盤に加えられる一枚だと思います。
 
彼女たちの音楽を聴いていると、同じようなグループが他に浮かんできません。
本当に希有なグループだと思います。
 
今残念なのは、2013年になり、グループを解消して、それぞれが別の道を歩む発表があった事です。
そのため、このアルバムは、彼女たちの最初で最後のアルバムになりました。(アルバムとしては)
 
アルバムを紹介する一曲としては、寶貝多多にしました。