2013年 My Favorite CD
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Sharon Shannon Diamond Mountain Sessions
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このアルバムとの出会いは、ケルト音楽に嵌まっていた時に購入したアルバムの一つなのですが、聞き始めると、Sharon Shannon のボタン・アコーディオンがとても魅力的で、ますますケルト音楽が好きになっていきました。
また、当時感じたことですが、購入時の何年か前、加藤健一の演劇を見終わった時に流れていた「The Diamond Mountain」が入っていて、この曲を使ったのかと大変驚きました。(当時はそう思ったのですが、今ではそれが正しかったのかどうか定かではありません)
今でも「The Diamond Mountain」を聞くと、演劇を見終わった本多劇場の空間を思い出します。
それにしてもこのアルバムは、大好きなケルト音楽の世界満載で、いつまでもその世界に嵌まっていたくなります。
2013.12.10
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GARNET CROW first soundscope~水のない晴れた海へ~
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My Favorite CD の整理も毎年遅々として進まず、今年も既に12月である。
振り返ると、昨年の3月は、いつまでも終わらない「スパイラル」で盛り上がり、今年の3月は、解散の発表でした。
GARNET CROW のことである。
「Wish★」でノリノリといったことは、今後はもうないと考えると、とても残念でなりません。
そこで My Favorite CD として、GARNET のアルバムを振り返りました。
しかし、一枚となると、これが中々絞り込めません。
メジャーアルバムの最初の3枚である「first soundscope ~水のない晴れた海へ~」、「SPARKLE ~筋書き通りのスカイブルー~」、「Crystallize ~君という光~」は、どれを上げてもGARNET らしいし、インディーズアルバムも気になります。
しかし、ここは敢えて、最初の「first soundscope ~水のない晴れた海へ~」としました。
それにしても、アルバムを通して聞くと、中村由利は、本当に歌が上手くなりました。
2013.12.10
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Jewel Spirit
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Jewel を知る切っ掛けは、当時、「鬼束ちひろ」が好きなミュージシャンに上げていたことによります。
そして購入したのが Spirit でした。
その後、ファーストアルバムや、その後のアルバムも購入しましたが、 Spirit が一番良く聴いていたアルバムです。
アラスカ州で育ち、その後カリフォルニア州サンディエゴに移り住みますが、極貧生活を送っていたという Jewel。
Jewel のアルバムは、こうした背景がどうしても頭から離れません。
そして、ファーストアルバムも良いのですが、このアルバムの空気感がとても魅力的です。
いつまでも、手元に残しておきたいアルバムです。
2013.10.29
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徐佳瑩 「繼續 理想人生演唱會實況録音」
徐佳瑩は、昨年発表されたサードアルバムの「理想人生」を聞いて、何と素晴らしいシンガーソングライターなのだろうと感じました。
台湾の音楽は、昨年の春から聴き始めたため、その後、ファーストアルバム、セカンドアルバムを聴きましたが、やはり実力を感じる歌手でした。
調べると、2008年の「超級星光大道」を経て歌手デビューした経緯があって、やはりといった感じです。
直接ライブで観ることは難しいので、DVDが発売されないかと思っていた中、この春にライブ盤が発売されたので、購入しました。
聴いていると、画像がないのが残念ですが、とても素晴らしいライブアルバムです。
2013.07.06
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Bud Powell The Scene Changes: The Amazing Bud Powell, Vol. 5
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Bud Powell のアルバムを取り上げるとなると、「アメイジング・バド・パウエル 第5集」は、どうしても外す事が出来ません。
Bud Powell の1950年代の中期以降は、麻薬やアルコール中毒になり、精神疾患を患います。
治療には、電気ショック療法をしたりといった状況です。
そうした既に絶頂期は過ぎた Bud Powell が、1958年に収録されたのがこのアルバムです。
何か殺気立った中、聞こえる Bud Powell のうめき声が、真に迫るものを感じます。
最初の「クレオパトラの夢」(CLEOPATRA'S DREAM)は、あまりに有名ですが、アルバムすべてが魅力的です。
2013.02.21
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Bud Powell Jazz Giant
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Bud Powell で1枚を選べと言ったら、「the amazing bud powell vlome 1」、「the amazing bud powell vlome 2」もありますが、私にとっては「jazz giant」のように思います。
1949年と1950年の2回のセッションを収録したアルバムで、Bud Powell の絶頂期を伝える貴重なアルバムです。
ビ・バップを聞いて、ハードバップ。
広く Jazz を聞く中で、Bud Powell は、生活ぶりも含めて、大変興味を碾かれたミュージシャンでした。
当時は、Bud Powell のアルバムを収集し、何回となく聞いていた事を覚えています。
今回、久々に聞いてみましたが、今も古さを感じない、心躍るアルバムでした。
2013.02.21
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KEITH JARRETT THE KÖLN CONCERT
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KEITH JARRETT のこのケルンコンサートは、20歳の頃だったと思いますが、良く聴いていたアルバムです。
Jazz を聞くきっかけは、高校3年の時に聞いた KEITH JARRETTT でした。
その出会いで広くジャズを聴くようになり、スイングジャーナル誌を毎月購入するようにもなりました。
友人と Miles Davis の話に熱くなったのも、すべてがそこから始まりました。
そして、1987年の4月、サントリー・ホールで行われた、日本での100回記念のコンサートで、初めてKEITH JARRETTを観ました。
感慨深かった事を覚えています。
2013.02.14
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やなわらばー 歌ぐすい
昨年は、途中から台湾の音楽一色になってしまい、その他の整理が一切出来なかったため、今年の最初は、「やなわらばー」を取り上げました。
「やなわらばー」は、2008年の「日本青年館」で行われたコンサートに行って以来、ここでも取り上げようと思っていました。
そして、リリースされるアルバムを追い続けていました。
しかしその後、カバーアルバムを出したり、昨年はベスト盤の発売となったため、「やなわらばー」については、この「歌ぐすい」にしました。
今まで「歌ぐすい」は、非オリジナル曲の一部に、何か違和感を感じていて、これを超えるアルバムが出るのではと思っていました。
石垣島出身の二人ですが、その唄い方は、宮良牧子さんの「心の星」の時にも書きましたが、いつも心碾かれる「琉球音楽」そのものです。
現時点では、「青い宝」も考慮しましたが、このアルバムが、彼女たちの魅力が一番詰まったアルバムと感じました。
2013.01.07
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