2012年 My Favorite CD
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PiA樂團 真心話
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PiA樂團の「 真心話」です。
PiA樂團を知るきっかけは、 Pop Radio で聞いた、「 When I'm alone」でした。
その曲が収録されているシングルCDの、「 To My Dear」が欲しかったのですが、購入する事が出来ず、6月に発売されたこのアルバムを購入しました。
アルバムを聴いてみてビックリ。
まだ若い2人組ですが、彼女たちの才能に驚きました。
アルバムは、それぞれが持ち寄った楽曲で構成されていますが、それが、とても気持ちがいいのです。
アルバムの最後の「 馬子狗」は、 PETTY BOOKAの「 The Hasegawa General Store」に通じる、心地よい雰囲気です。
なかなかあるようでないグループだと思っていて、しばらく注目して行きたいグループです。
2012.12.14
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Oli杭士琁 首張全創作專輯
台湾の音楽を聴き始めて半年以上が経過しました。
最初の頃と比べると、大分耳が慣れてきたものと思っています。
そこで、年末でもあるので、聞き始めてこの年末までの台湾のミュージックシーンで、私が注目したアルバムを整理する事にしました。
最初に上げるのは、杭士琁のこのファーストアルバムです。
5月に発表されました。
アルバム全体を通して、杭士琁の力強さや人柄が感じられる、私の好きなアルバムです。
杭士琁は、小さい時に、家族で台湾からオーストラリアに移住し、外科医の道を目指しますが、好きな音楽のために台湾に戻り、このアルバムを創作しました。
全体に流れるメロディは、海外育ちで培った世界観や、空気感が感じられて、私には、とても魅力的に映るミュージシャンです。
2012.12.14
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楊丞琳 想幸福的人 (慶功典藏版)
こちらも、アイドルで女優の楊丞琳の、「想幸福的人 (慶功典藏版)」です。
購入の経緯も、下の郭采潔の「給他」と全く同じで、8月に発売されて、オリジナルのアルバム以外に、「(忘了,微笑 版)」、「忘了,眼淚 版」が発売され、どちらを買おうかと思っていた中、DVD付きの「慶功典藏版」が発売されたので、購入しました。
このアルバムも、中華系POPSですが、メロディラインがとても斬新に聴こえます。
おそらく日本では、絶対に聴く事の出来ないメロディラインではないかと思います。
そういう意味では、出会えて良かったアルバムでした。
楊丞琳の押さえた唄い方も、とても魅力的です。
アルバムの最後は、羅志祥の「有我在」にも収録されていた「王見王」です。
「粉愛粉愛你I LOVE YOU SO MUCH」(テレビドラマ)で使われたヒット曲です。
2012.10.20
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郭采潔 給他 One Night Fever 冠軍狂熱慶功盤
アイドルで女優の郭采潔の「給他」です。
8月に発売されて、オリジナルのアルバム以外に「川島小鳥版」、「郭鳥兒版」が発売され、どちらを買おうかと迷っていた中、ライブDVD付きの「給他 One Night Fever 冠軍狂熱慶功盤」が発売されたので、購入しました。
「向前走向愛走」(テレビドラマ)で使われたヒット曲も収録されています。
収録曲については、如何にも中華系POPSですが、これがなかなか心地よくて頭から離れません。
いつも感じる事ですが、台湾のヒット曲を聴いていると、日本にはないメロディラインが、本当に魅力的です。
2012.10.20
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丁噹 好難得
J-WAVEから台湾の「Pop Radio FM 91.7」に完全にシフトしてしまい、聴いているのは台湾の音楽のみといった状況。
このアルバムは、ドラマとのタイアップ曲が多く、如何にもはやりの曲といった感じですが、日本とは違った雰囲気が、今の台湾のミュージックシーンを醸し出していて、外せないと思い購入しました。
台湾の音楽を聴いていると、下で紹介した「林凡」はマレーシア籍、「丁噹」は中国籍、その他、シンガポール籍の歌手など、台湾で評価されてデビューしたり、台湾に移り住んで活躍していて、台湾は中国語圏の中で、一番自由で、中心的な位置で音楽を享受している感じがします。
また、台湾の音楽を聴いていて面白いのは、メロディーがいかにも中華圏らしいといったものから、日本でもヒットしそうなもの、新しいメロディラインでワクワクするするような曲もあって、当分興味が尽きそうにないといった状況です。
2012.06.08
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Kimberley (陳芳語) Kimberley首張同名專輯
こちらも台湾で「愛你」が流行っている Kimberley Chen こと陳芳語のデビューアルバムです。(4月に発売されました)
下でも書きましたが、台湾の音楽を聴いていると、表現力が豊かな人や実力のある歌手に出会います。
日本のミュージックシーンと比べると、基本の所が違っている感じがします。
日本の場合は、国内でのセールスで十分(スケールメリット)みたいな部分がありますが、台湾の場合は、国内だけでは不十分で、大陸(中国)やマレーシア、シンガポールといった
国外も視野に入れたセールスが必要なのだと思います。
またそれとは別に、実力のある歌手が求められている感じがします。
台湾に行った時、テレビでオーディション番組を拝見しましたが、そのレベルは高く、大陸や海外でも通用するような歌手といった印象を受けました。「スター誕生」のようなアイドル発掘とは異なります。
Kimberley も、2010年3月に「超級星光大道」という有名なオーディション番組を経て、今回のアルバム発売となりました。
まだ17才です。
国籍は台湾ですが、オーストラリアで生まれて、4才から慈善事業で歌を歌い、東チモールへの寄付金援助をしたり、11才でディズニーのライオンキングのオーストラリアでの公演に参加、12才では同じく上海での公演に参加したとのことです。
You Tube で「超級星光大道」の映像を観ましたが、本当に今後の成長が楽しみな歌手です。
2012.05.11
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江美琪 房間
J-WAVE が面白くなく、台湾に行ってから中国語を勉強したいという思いになり、台湾の「Pop Radio FM 91.7」を毎日聴くようになりました。
台湾の音楽を聴いていると、感情豊かな曲や情緒的な曲に接し、日本のミュージックシーンとは異なる新鮮な魅力を感じました。
江美琪は、新しいアルバムのリリースもあって、4月あたりから「房間」が良く流れていました。
「Hit FM 91.5」や他のFM局にも良く出演していて話を聞く機会も多く(会話の理解は全くNG)、そんな印象から「博客來」(台湾のネットショップ)でこのアルバムを購入しました。
歌詞がわかりませんが、癒されるアルバムです。(早く、中国語の歌詞がわかるレベルになりたいものです)
今回のアルバムは、5年7ヶ月ぶりのアルバムで、自ら作曲を手がけたりの創作的なアルバムになっています。
2012.05.11
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男と女 オリジナル・サウンドトラック
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あまりに有名な、「un homme et une femme」(日本名は「男と女」)です。
そして、私にとって大好きな映画でありアルバムでもあります。
曲を聴くと映画の場面が鮮やかに蘇ってきますが、この独特の雰囲気は、ライナーノーツにあるように、この音楽が「映画の中に流れいてた音楽」だからです。
映画監督のクロード・ルルーシュは、映画撮影前のシナリオを音楽担当のフランシス・レイに見てもらい、インスパイアされたフランシス・レイが音楽を書いて、それを何度も撮影現場で流しました。
その音楽にインスパイアされた監督、役者がそれぞれの映画の場面を構成して、この映画になりました。
映画音楽は、映画とは別に作ったり、既存の曲を採用したりするのが普通ですが、50年代、60年代のヌーヴェル・バーグの後の新勢力として、クロード・ルルーシュが試みたのは、「映画音楽が監督にもなれる」ということでした。
この強烈なインパクトが、このアルバムの魅力です。
また、「Sanba Saravah」は、フランシス・レイの曲ではありませんが、この曲を聴いて、ピエール・バルーのアルバムを探すきっかけにもなりました。
舞台となった海岸は、フランスのノルマンディ地方の Deauville (ドーヴィル)でした。
どうしてもこの景色が見たくて、2000年に訪れました。
瀟洒なリゾート地で、海岸にはカラフルなパラソルが広がっていました。
2012.01.10
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ザ・コアーズ 遥かなる想い
1995年頃だったと思う。
ケルト音楽とポップスが融合したような、心地よいメロディに心引かれて購入したのが、The Corrs の Forgiven, Not Forgotten (日本名は「遥かなる想い」)でした。
その後は、「トーク・オン・コーナーズ 」を始め、CD 10枚、DVD 4枚を購入。
当時は、新譜を追いかけるように良く聴いていたグループでした。
コンサートは、2001年9月の東京国際フォーラムに行きました。
DVD では見ていましたが、アンドレアのティン・ホイッスルはかわいかったです。
現在、グループとしての活動は休止中のようで、The Corrs のホームページは、アンドレアとシャロンのページが掲載されていました。
ケルテックサウンドは、琉球音楽と同じように、いつも何か心惹かれるものがあります。
2012.01.05
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松任谷由実 Neue Musik
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J-WAVE が面白くなく、他の FM局を検討する中、声が素敵だったので、TOKYO FM の「LOVE CONNECTION」を聴くようになりました。
LOVEさんてどんなミュージシャンと、2ndアルバムの「Confetti Love Songs」を聴きました。
前置きが長くなりましたが、ボーナストラックの「ノーサイド」を聴いていて、知ってはいたはずでしたが、こんな歌詞が書ける松任谷由実さんに改めて感心してしまいました。
松任谷由実さんは同世代で、その登場は、私の興味が Jazz に移った頃。
アルバムもいくつか購入しましたが、あまり継続して聴くことがありませんでした。
しかし、独特の視点での歌詞はいつもすばらしいと感じていました。
当時もそう感じていて、一度観てみたいと行ったコンサートは、1995年1月の横浜アリーナでした。
圧倒されるステージで、素敵な時間を過ごしたことを覚えています。
今回「ノーサイド」を聴くため、改めて Neue Musik を聞き返しました。
やはり、日本のミュージックシーンの歴史に残る希有なミュージシャンです。
2012.01.05
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