真空管アンプ作製

先日、台湾のオーディオマニアの友人から、昔、facebook に投稿した、アンプの写真を、また、見せてほしいと言われ、キャビネットから取り出し、写真を撮って、再び、投稿をしました。
 
いや〜、重たくて、取り出すのも大変です。
 
また、このアンプは、もう、何十年も、使っていなくて、キャビネットの中に鎮座し、今後、終活を考えると、どう処分しようかと思っているアンプです。
 
そして、せっかく写真を撮ったので、ここに整理することにしました。


2026.06.08

真空管アンプは、どこかでも書きましたが、 Jazz を聴くようになり、レコードに針を落とし、聴いていると、やはり、アンプは、真空管のアンプが欲しくなりました。(
)
 
そして、 Jazz を聴くには、5極管より、3極管と考えました。
そして、大出力のアンプは必要ないし、 300B は高いのでということで、 2A3 のPPアンプを作ることにしました。
 
そして、アンプをいろいろ検討した結果、 無線と実験1981年5月号に掲載されていた、 森川忠勇さん設計の、「 2A3ppステレオパワーアンプの設計と制作」のアンプにしました。
 

 
そして、秋葉原に、部品の買い出しに行くのですが、シャーシについては、どうしても、無線と実験に載っていた、同じシャーシが欲しく、森川忠勇さんの会社に伺い、シャーシを注文し、購入をしました。
 
そして、2A3 については、 4pin はどうなのかと思い、同等管の、GT管である、6B4G に変更して、アンプを作りました。

 
また、前段は、Westinghouse の 6SN7 が、4本欲しかったのですが、2本しか揃えることが出来ず、残りは、日立製になってしまいました。
 
そして、カップリングコンデンサーは、SpragueBlack BeautyOrange Drop をが手に入り、Black Beauty を使いました。 
 
そして、1982年9月18日に、アンプが完成しました。


2026.06.08

 

 


2026.06.08

その後の経緯は、レコードがメインの頃は良かったのですが、1980年代に入り、CD が出て来て音楽は、一気にアナログからデジタルへと変化していきました。
 
そして、音楽を聴くこと自体が、簡単な世界へと変わっていき、レコードプレイヤーの出番は少なく、CD プレイヤーがメインになっていきました。
 
そして、音楽も、リビングではなく、自室で机に座りながら、簡単に音楽を聴くことが可能になり、嘗ての真空管アンプは必要がなくなり、安価な DAC を使ったアンプで十分となってしまいました。
 
また、私自身の音楽への興味も、Jazz から、いろいろな音楽を聴くようになり、その頃には、「良い音へのこだわり」は、なくなり、歌詞を聞き取りたいとか、音楽が流れていることが重要になってしまいました。
 
そして、今では、Spotify という世界があったり、MaciTunes に音楽を溜め込み、CD プレイヤーの出番もなくなり、真空管アンプは、更に、完全な、骨董品となってしまいました。


2026.06.08
2026.06.09 最終更新日