台湾(台中)の結婚式

今回、台湾の台中で結婚式に参加したので、内容を整理しました。


2013.07.04

最初、「新婦の結婚を祝いたいので、結婚式に参加したい」と伝えたところ、今回の婚約式(訂婚)、結婚式の招待状と、婚約式(訂婚)で渡されるお菓子が事前に送られてきました。
なんという心遣い。
 
婚約式(訂婚)と結婚式は、日程が2週間離れていました。

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台湾の結婚式は、婚約式(訂婚)と結婚式がありました。
私たちは、新婦の友人として結婚式に参加しました。
 
婚約式(訂婚)は、勝手に日本の結納のようなイメージでいましたが、それは全く異なり、新婦側が仕切る結婚式でした。
そして結婚式は、新郎側の仕切る式典です。
 
当日の流れは、次のとおりです。

  • 朝9時に、新郎が新婦の家に到着。
  • 新郎が新婦を連れ去るストーリーなのでしょうが、それは簡単にはいきません。
  • 門外から、新婦の部屋に辿り着くまでに、難関が待っています。
  • いくつもの罰ゲームのようなゲームを行って、新婦の部屋に辿り着いたのは30分後でした。
  • その後、最上階の神様が祭られている部屋で、お参りをしました。
  • 最後は、廟でのお参りのように、紙のお金を燃やしました。
  • その後は、親族が見守る中で、ご両親に挨拶の儀式です。
  • 挨拶が済むと、新婦は、新郎が用意した車で新郎の家に移動しました。
  • 私たちは、新郎側で特別に用意してくれた車で、新郎の家に移動しました。
  • 新婦側の親族も、それぞれ新郎の家に移動しました。
  • 新郎の家に着いたら、同じように儀式を行いました。
  • その後、全員で披露宴会場に移動しました。
  • 会場に着いたら、私たち参加者は、日本と同じようにご祝儀を渡しました。受付は、新郎側、新婦側に別れていなくて一つでした。
  • 着席は、テーブルごとに、親族席や友達席、会社関係席、予備席などに別れていました。
  • 着席すると、同席の人から飲み物を勧められ、食事の配膳も始まったので、いきなり中華料理の会食になりました。
  • 定刻から30分程すると、新郎新婦の入場になりました。
  • 新郎新婦は、雛壇ではなく、両家の家族が座っているテーブルの席に着席しました。
  • ひたすら中華料理の食事会です。
  • 途中、新婦のお色直しが2回ありました。
  • 日本で行われる、ウエディングケーキ入刀や、両親への挨拶等のセレモニーはありませんでした。
  • 披露宴は、2時間半で終了になりました。

 
今回の結婚式で気になったこと。

参加者の服装

日本では、黒いフォーマルウェアが一般的ですが、きちんとした普段着といった感じでした。(これは、場所によって大きく違うと思います)

祝儀袋

台湾では、赤い「紅包」が一般的ですが、今回は日本から参加ということで、日本の水引のある祝儀袋を使用しました。

色は、赤色の祝儀袋がなかったため、また、白はお葬式の色なので、ピンクの祝儀袋にしました。

また、祝儀袋の中袋が白封筒だったので、台湾で「紅包」を購入して中袋の代わりにしました。

金額は、日本では奇数ですが、偶数でないといけないとのことでした。

祝儀袋に「壽」と印刷されていて、日本では一般的ですが、中華の世界では、あまりいい漢字ではなかったようです。(やはり文化の違いは難しい)

 
初めての台湾の結婚式で、話には聞いていましたが、披露宴については、中華の食事会といった感じでした。
披露宴も、いつの間にか始まり、いつの間にか終わるといっていましたが、正にそんな感じでした。
参加者が、友達を誘って参加していた事も、とても面白いと感じました。
 
知人に伺うと、昨今の台湾の結婚式は、婚約式(訂婚)と結婚式を一緒にして一回で済ますことも増えてきているとのことでした。
今回の参加は結婚式でしたが、婚約式(訂婚)がどんなものか気になるところです。